NIPAAmのラジカル重合においてシンジオタクチックポリマーの合成に成功:Polymer 誌に論文掲載決定
平野朋広 教授らの研究成果がPolymer誌に掲載決定しました。本研究では、水素結合を利用してN-イソプロピルアクリルアミド(NIPAAm) と安息香酸誘導体との間に2:1錯体を形成させることで、通常はアタクチックポリマーしか得られないNIPAAmのラジカル重合において、シンジオタクチックポリマーの合成に成功しました。
著者:Tomohiro Hirano, Yuto Takahashi, Ryo Kawatani
論文題目: Syndiotactic-specific radical polymerization of N-isopropylacrylamide complexed with carboxylic acids by hydrogen bonds
掲載誌:Polymer
DOI: 10.1016/j.polymer.2025.129010