1. 初年次からの双方向・少人数教育
■ 少人数ゼミ
■ ICT積極活用による双方向・効率化
■ 講義・演習による基礎知識の習得
2. 充実した実験科目
■ 基礎化学実験(2年次)
■ 応用化学コース実験(3年次)
3. 卒業研究
4. 大学院教育
5. 国際交流
■ 世界への発信
■ 海外留学・ダブルディグリープログラム
6. さらに詳しく知りたい人へ
応用化学システムコースでは、コース内で学生と教員が参加するボウリング大会、ソフトボール大会などを定期的に開催しています。
また、何といっても徳島ですので、夏はやっぱり阿波踊り。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」ということで、阿波踊り期間中には当コースの「化応連」(連とはグループのこと)が、徳島市内街中に踊り込みます。化応連には、学部1年生から4年生、さらに大学院修士課程、博士課程の学生有志、そして、教員、OB・OGも参加します。
これらのイベントにより、コース内の学生と教員、そして、先輩・後輩のより親密な繋がりができます。
- 4月
- ■ 新入生歓迎会
■ 新入生研修(地引網など) - 6月
- ■ ボウリング大会
- 8月
- ■ 阿波踊り 化応連
- 11月
- ■ ソフトボール大会
- 2月
- ■ 卒業論文・修士論文研究発表会
■ 予餞会 - 3月
- ■ 卒業・修了式、謝恩会
徳島大学1-3年生までは座学(高校までの授業形式とほぼ同じ教養・基礎・専門科目の講義)中心ですが、4年生からは研究室に配属され、各自研究テーマを持ち、主体的に研究を進めるようになります。私は大学に入って始めて学んだ化学工学という分野に興味を持ち、化学工学系の研究室に進みました。はじめは4年生で卒業して就職しようと考えていましたが、研究室生活の中で自分自身のレベルアップを実感できたこと、また将来自分の専攻を活かした仕事がしたいと思うようになったことから、大学院への進学を決めました。研究室での3年間は、日々実験、データ整理、研究成果の発表等で忙しかったですが、同期だけでなく先輩や後輩、教授との繋がりが広がり、とても充実した学生生活を送ることができました。また、国内外での学会発表や留学生のチューター、論文の執筆等、貴重な経験をたくさんさせていただき、大きく成長できた3年間だったと感じています。
現在は化学メーカーでプロセスエンジニアとして働いており、プラントの合理化や最適な運転条件について検討しています。大学で学んだ化学の知識はもちろんですが、研究室生活の中で身に付けたたくさんの経験やスキルが、業務の中で活かされているなと日々実感しています。
【写真 左上・中央:学会主催サイエンスショー補助、同学会に参加した研究室メンバーと紅葉をバックに(岩手)、左下:国際学会参加(PBAST-8, 北海道)、右:国内学会参加(日本吸着学会, 大阪)】
黑木 彩加
(平成29年3月 卒業、平成31年3月 大学院博士前期課程修了)
徳島大学・徳島大学大学院では色々な勉強や経験をさせていただきました。例えば、学部生のころにはタイに短期留学し、現地の山岳少数民族を支援するNPO法人の活動を見学する機会に恵まれました。多くの素晴らしい支援事業の中で、屎尿から家庭用燃料(メタン)や有機栽培用肥料を取り出せる循環型トイレの導入事業に特に感銘を受けました。工学的な知見を用いることで、利便性と持続可能性が両立していたからです。この短期留学により、環境負荷低減技術への関心がより一層高まりました。その後、配属された研究室では、触媒開発や資源回収などに関する研究について学ぶことができました。また、大学院では台湾でのインターンシップに参加させてもらうなど、徳島大学の教員や職員の皆様には多くの面でサポートしていただきました。7年という限られた期間の中で博士号を取得することができましたが、徳島大学の学生を応援する気風によるところが大きかったです。徳島大学での学びが社会人としての基礎となっています。
永廣 卓哉
(平成25年3月 卒業、平成27年3月 大学院博士前期課程修了、平成29年3月 大学院博士後期課程修了)