右手浩一 教授らによる研究論文がPolymer Journal誌 5月号の注目論文(Featured Articles)に選ばれました
右手浩一 教授らによる研究論文がPolymer Journal誌5月号の注目論文(Featured Articles)に選ばれました。超高分子量の電解質ポリマーは、水処理や水質浄化に用いられる重要な物質ですが、分子量があまりにも大きく高粘性なため、その分析法は限られています。右手教授らは、世界にまだ数台しかない「インバース型拡散プローブ」を用いた最新の核磁気共鳴技術(DOSY法)による、このポリマーの新しい分析法を提案しました。高分子電解質の性質や特性の理解が進み、より優れた水処理材料等の開発につながると期待されます。この論文は、学術誌Polymer Journal 5月号のFeatured Articlesに選ばれました。
著者:Kazuya Watanabe, Hiroyuki Matsushita, Kyosuke Takamatsu, Koichi Ute
題目:1H DOSY analysis of high molecular weight acrylamide-based copolymer electrolytes using an inverse-geometry diffusion probe
掲載誌:Polymer Journal
DOI: 10.1038/s41428-023-00758-9