低温時における炭素表面へのエタノール吸着機構を解明:Carbon 誌に論文掲載決定
堀河俊英 准教授とQueensland大学(豪州)との共同研究による研究成果が Carbon 誌に掲載決定しました。本研究は常温から低温190Kにおけるエタノールの高炭素化グラファイト(炭素)表面への吸着機構を実験的かつシミュレーションを適用して、特にこれまで明らかとなっていなかった低温時のエタノール吸着機構を詳細に報告しています。この論文の成果は、バイオエタノールの高純度分離精製プロセスなどの応用展開の発展に貢献します。
著者 : Quang K. Loi, Krittamet Phothong, Ryuto Yuasa, Toshihide Horikawa, D. D. Do
論文題目 : Evidence of bimolecular layer of ethanol on graphite at 190K – Experimental and Simulation Studies
掲載誌 : Carbon
DOI : 10.1016/j.carbon.2023.118535